2025年10月11日、12日の2daysで京都・梅小路公園で開催された【京都音楽博覧会2025(京都音博2025)】にて、
くるりさんのステージにストリングスサポート(須原杏さんカルテット)として参加させていただきました。
会場全体の一体感そが心地よく、今も胸の奥に残っています。
京都音博は、くるりさんがホストを務める音楽フェスとして長年愛されており、
京都のまちと音楽をつなぐ特別なイベントです。
今年も多彩なアーティストが集い、ジャンルを超えて音が響き合う空間は、
まさに「音楽の祭典」という言葉がぴったりでした。
その中でヴィオラを弾かせていただけたこと、そしてくるりさんの音楽の世界に
ストリングスとして関われたことは本当に光栄でした。
リハーサルの段階から、くるりさんやバンドメンバー、スタッフの皆さんの音に対する誠実な姿勢に触れ、
一緒に音を作り上げていく過程はとても刺激的で、演奏者として多くを学ばせていただきました。
そして本番。
広がる青空の下、音が風に乗って遠くまで届いていく瞬間。
ステージから見える客席の笑顔が本当に印象的で、音楽を通じて心がひとつになっていくのを感じました。
くるりさんの温かい音楽に包まれながら、ヴィオラの音を重ねられることが幸せでたまりませんでした。
さらに個人的に感動したのは、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)さんのステージで「リライト」を聴けたことです。
高校生の頃、友人たちとカラオケでよく歌っていた思い出の曲。
あの頃の自分が聴いていた音が、今、自分が演奏している同じフェスの会場で鳴り響く――
その瞬間、胸が熱くなりました。
音楽を続けてきて本当によかったと、心から思いました。
この2日間は、まさに音楽の力を再確認できる時間でした。
くるりさんをはじめ、共演者の皆さま、関係スタッフの皆さま、
そして会場に来てくださったすべての皆さまに、心より感謝いたします。
ありがとうございました🙏🏻
音楽には、言葉を超えて人をつなぐ力がある。
ステージ上で感じたその実感を胸に、これからもひとつひとつの音を大切に奏でていきたいと思います。
またいつか、くるりさんや今回の素晴らしいメンバーの皆さんと
同じステージでご一緒できる日を楽しみにしています。







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